一般歯科診療

◆むし歯について

むし歯は最近感染症です。抗菌薬を使用する3Mix法では、歯をできるだけ削らない治療ができます。

 むし歯はお口の中の細菌が糖を食べて作った酸が、歯を溶かして壊してしまう病気です。

 進行すると歯から骨、血管へと感染が広がることがあります。

 

 <3Mix法>

 当院ではむし歯等の治療に抗菌薬を使用する3Mix法も行っております。

 

 細菌を取り除いた歯質に抗菌薬を使用し、歯科材料で塞ぎます。

 

 感染している歯は削らないとなりませんが、できるだけ歯を削らない、可能な限り歯の神経を守ろうとする保存的な治療となります。 


◆歯周病について

 

  歯周病はむし歯とならび、歯を失う2大疾患です。

 

 歯周病とは、お口の中の細菌が作り出すプラーク(歯垢)や歯石により炎症が起こり、歯をささえている歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)を壊される病気です。

 

 痛みなどの強い自覚症状が少ないため、気づかないうちに歯周病が重症化し骨が溶け、歯が抜け落ちてしまうことがあります。

 

 日本では40才以上の方8割が歯周病にかかっているとされ、糖尿病、心筋梗塞、脳こうそく、誤嚥性肺炎、妊婦さんの早産との関連性があることが研究で分かってきました。

 

当院では予防歯科に力を入れており、定期検診に通院していただくことで歯周病の予防・早期発見を行っております。 

歯周病はプラーク、歯石がつくことで、歯茎や骨が弱くなる病気です。

①まず歯ぐきの周りにプラークや歯石がついていると、歯ぐきが腫れる歯肉炎になります。

軽度の歯周病では、歯茎が腫れて歯周ポケットから血が出るようになります。

②続いて、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットから血がでるようになります。

3mm以上の歯周ポケットには歯ブラシは届かず、自然に治りません。歯科医院での歯石の除去が必要です。

③歯周ポケットは深くなり、固く黒い歯石がついています。骨が溶けた歯周炎です。

歯肉の下の歯石、縁下歯石により炎症が継続すると、歯槽骨は溶けて歯は抜けます。

④重度の歯周炎では、更に症状が進み、最終的にグラグラの歯は抜けてしまいます。



クラウン、ブリッジ等の被せものは、金属、セラミック、レジン、保険適応のもの、審美的で自然な歯に近いものが選べます。

◆被せものについて

 

 むし歯が進行して削らなければならない歯の量が多くなる、また歯周病で歯を失ってしまうこともあります。

 

 その場合には、削った歯に歯科材料でつくった被せもの(クラウンやブリッジ)といった被せものによる治療を行っています。

 

 健康保険が適応のもの、保険が適応でないもの=自費、様々な歯科材料があります。

 

 「歯の色と近い色が良い。」「金属の色は避けたい。」「保険適応のある治療をしたい」等、患者さんのご希望をお伺いしております。

 

 そのうえで医療の視点から、お選び頂いて適切なものをご案内させて頂いております。


◆入れ歯について

 

  何本も歯を失っている方には、入れ歯(義歯)の治療も必要となります。

  

 歯が残っている方でしたら、残った歯に磁石をつけたり、金属で引っかかる鈎をつけたりして、外れにくい工夫ができます。 

 

 入れ歯の治療でも保険適応と保険適応でない=自費診療の材料があります。

 

 まずはどのような入れ歯がご希望であるのかお伺いし、患者さんのお口の中の状態と相談しつつ、できるだけ使いやすい入れ歯となるようにお作りしております。

磁石を使ったアタッチメントデンチャーは外れにくく、使いやすいです。

上あごの総入れ歯です。残っていた歯に磁石の被せものをして、入れ歯に埋め込んだ磁石との吸着力があり、外れにくいです。

ノンクラスプデンチャーは一切金属を使用していません。金属アレルギーの方にも安心です。

下あごの部分入れ歯です。金属を使用しない、ノンクラスプデンチャーというものです。金属アレルギーをお持ちの方も、安心してご使用頂けます。

アタッチメントデンチャーは金属が見えにくく、審美的です。

上あごの部分入れ歯です。向かって左側は磁石のタイプ、右側は金属の鈎のタイプとなります。

ノンクラスプデンチャーは金属色が見えないので、自然な雰囲気で審美的です。

ノンクラスプデンチャーが、向かって右側の上あご(犬歯と第一小臼歯)に入っています。金属色がないため、自然な雰囲気が出ています。

保険適応のデンチャー、入れ歯は金属のバネのようなものがついています。見た目は良くありません。

上あごの部分入れ歯です。金属の鈎が周りの歯にかかり、金属の色が見えてしまう為、笑った時の審美性は難があります。